路地裏のmuunya

ろじうらのムーニャ

冬背負って

寒すぎる。
自転車でまっすぐぐんぐん行ってちょっと曲がったら家
なのだがいつもの帰り道のジェットコースターみたいに
下る坂道も川の景色も今日はちっともたのしくなかった。寒い。
雨が手や足にあたるからいっそうつめたい。サウンドベイに非難
してあたたまりがてらクリンペライのCDを買った。
焼いてもらったCDRはよく聴いてもう音がとぶから聴けないので
よかった。ついでになんとなくじぶんがすきそうなの買った。視聴
できるみたいだが視聴はしずに買ってしまう。すきだとよいな。
ふたつとも冬という名のつくアルバムだった。


サンタみたいなおおきい袋に冬をふたつ背負って
雨の夜道を自転車で駆け抜けた。寒いのはつらいとおもった。
あたたかいのはしあわせだ。コタツに入って犬とあそんだ。


じぶんの部屋は散らかっていてストーブがだせない。
がらくたと服と本が山積み。棚とか買いたい。
部屋の棚とかぜんぶ店に持ってってつかっているので
部屋がてきとうなまま。ちゃんとしたい。
机は前買った。棚がほしい。織り機もほしい。車の免許も
ほしい。安定したテンションがほしい。


今は夢の中でいろんなひとと会うのがたのしい。
寒いとか暑いとかうるさい。でも寒いので寒いと言う。
なにかと散らかった部屋で考える。想像力があればいい。
でも寒いのはいやだ。やっぱりストーブ早くだそう。