路地裏のmuunya

ろじうらのムーニャ

猫の世界

このところあたまの中がいちだんと猫に支配されている。
一緒に住んでた犬がいたけど母と引っ越していったので
こころの中の動物ゾーンみたいなのがポッカリと穴があいたきぶん。
そのせいか最近町を歩く動物を見る目がやたらぎらぎらとしている。
栄の観覧車らへんにいるホストみたいなひとが、スタイルよくて顔も
よいおねえちゃんたちをみる目ぐらいぎらぎらしている。


あわよくば猫がいそうな車の下、公園などをチェックしたり
夜はだいたいゴミ捨て場にいるのが多いことがわかった。


このまえはなんとマキタの看板の上にいた。マキタは大須
はずれにある写真屋。看板の高くて薄いところをしなやかに
あるいていた。どうやってここへきたかとおもっていると、建物の
横に駐車場の看板みたいなのがあってそこから跳び移ったみたいだっ

た。後続の猫が跳び移ろうと構えているのがみえたからだ。
でも後続の猫は何度も構えて飛び移ろうというしぐさをみせたけど
こわいとおもったのが自分にはまだむりと判断したのか跳ぶのをやめ
てその場から立ち去ってしまった。猫にもいろいろあるんだなと
おもった。なついているのもかわいいけど、すぐ逃げるけど遠くで
振り返ってじっとみてくるのもかわいい。