路地裏のmuunya

ろじうらのムーニャ

白い象

今日はムーニャの看板とクリスマスツリーに着手した。


夜さむい。しかしたのしい。


  *
できたできたヒャッホー、クリスマスツリーと新しい看板
ムーニャチラシに描いてある象になり。


メンズの古着あるがレディスかーと言って通り過ぎるひとも多い。
半分レディスで雑貨もありムーニャなんていう名前なのだが
固定概念やパターンとかいっさいを脳内から追い出したまえー
広がる世界新しいなんかがきっとあるよたぶん。なんのこっちゃ。

ツリーはクリスマスまでの儚い命

*  

    *
ふたご座流星群にのっかって
旅をする象は
さむい夜
ちろちろ踊る白い小人たちと遊んでいると
うっかり足をすべらせて
空からまっさかさまにおっこちてしまいました。


目を覚ますと暗いトタンの屋根の上で
踊らない白い小人たちがあたりいちめんにひろがり
寂しくなったので泣きました。


おーいと声がしたので
象は下をみるとおおきな人間の女の子がいました。


ちょっと手伝ってくれ、人手が足りないのだよ
そう言われたので象はとりあえず下へおりると


ペンキを塗ったり、脚立を運んだり、電球を買いに行ったり
車の運転もさせられました。
おおきな女の子はわたしは免許がないとか
お店のオープンがせまっていて毎日てんやわんやだとか話してきて
象は知らんとおもいました。


いよいよおおきな女の子のお店のオープン前日となり
おおきな女の子は象にそっと封筒を手渡しました。
お給料だ、と象は確信し努力が報われた気がしました。
しかし中をみると小さな紙切れが一枚入っていて
招待状と書かれていました。
今夜はパーティーだよ。とおおきな女の子は言うと
ドラムロールやラッパの音と共に
白い小人たちが行進しながらやってきて
陳列されたお人形やハンガーにかけられた服たち
みんなが一斉に踊りはじめました。


象はとてもたのしい気持ちになり
ひさびさにおもいきり踊りました。
お酒も入って、のりにのってきました。
お立ち台にのぼって、風船を鼻でまわしながら
上手に踊ってみんなも象のまわりをかこむように
ずっとずっと踊っていました。
おおきな女の子はその様子を絵に描き
お店にかざっています。


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